退職代行業者のネーミング(社名、事業名)のイメージ調査の結果です。
アット退職代行(@退職代行)のアンケート調査で、一般の方が退職代行業者を選ぶ時にそのネーミング(社名、事業名)にどのようなイメージを持たれているのかを調査しました。
退職代行業者のネーミングに関するイメージ調査(インターネット回答)
【調査目的】退職代行業者のネーミングが与える信頼度への影響を調べる
【調査方法】外部Webアンケート調査および当社の独自調査
【調査の対象】20代~50代の退職を経験したことのある方
【調査期間】2021/5/24~5/31実施
【対象者数】300名
最も良い退職代行業者のネーミング・ベスト10
第1位は、『退職コンシェルジュ』で48人、第2位は、『退職代行サービスのNEXT』で34人、第3位は『Re:Start』と『わたしNEXT』が同人数の29人でした。
キーワードから受けるイメージが大きく影響していると推測できます。
いずれもコアの部分は英語であり、退職することに対して、ポジティブなイメージが持てる退職代行業者名が好まれる傾向があると言えるでしょう。
信用できる退職代行業者のネーミングは?(複数回答可)
質問の意味を少し変え、複数回答OKにすると結果が若干、順位が入れ替わってきます。
第1位は『退職代行サービスのNEXT』で111人、第2位は、『退職コンシェルジュ』で104人、第3位は最も良いネーミングで第5位だった『退職代行のミカタ』で86人、第4位は第6位だった『退職代行ナビ』で83人、第5位は第3位だった『Re:Start』で74人です。
イメージ的には「最も良い退職代行業者のネーミング」と似通っています。
最も良くない退職代行業者のネーミングは?
もう廃業していますが、ダントツの1位が『辞め恥』で129人です。
これはご存知の通り、新垣結衣・星野源主演のTBS火曜ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』、通称『逃げ恥』をもじったものだと断定して間違いないでしょう。
なぜこの業者が世間一般からはもちろん、退職代行を依頼する人、退職する会社から双方から不審がられるようなネーミングにしたのか、今となっては全くの謎です。
インパクトはありますが、残念ながら本当にインパクトだけで終わってしまった事例でした。
第2位の『辞めるんです』は、今も営業中の退職代行業者です。
語感的に、昔流行った富士フィルムの「写ルンです」、もしくは同じくそれをモジったシュールな四コマ漫画、吉田戦車の「伝染るんです。」が元ではないかと推測できます。
確かに退職代行の電話で、「辞めるんですの××ですが、貴社の○○が会社を辞めたいと・・・」と電話がかかってきたら、退職した会社から聞き直されることは想像に難くありません。
第3位の『男の退職代行』については、「男の」の部分の印象が良くないようです。
しかし、今も現役バリバリの退職代行業者として、奮闘しています。
調査を終えて
退職代行業者を選ぶ時の第一印象を決める要素として、サイトの見た目はもちろんですが、そのサイト名(社名、事業名)は重要です。
今回のイメージ調査で、退職代行サービス業者の信頼できるできないを決める一つの重要な要素になっていたことが判りました。
退職代行サービス業者としては、良いイメージを持たれつつ、インパクトのある名称にしたいところだと思いますが、あまりにも行き過ぎるとかえって、不信感や反感を持たれる結果となります。
実際に変な名前の退職代行サービスに依頼することは、それだけでリスクの大きくなる可能性は捨てきれません。
会社を辞めるから関係ないという意見もあると思いますが、あまりにも変な名前の退職代行業者は避けた方が良いでしょう。
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